知性がない

なけなしの知性で生き延びていこうな

良い企業ウェブサイトについて考える

何語で書いてあるかわからないのに異常に見やすいウェブサイト見たことあります?

私はあるんですが……

きっかけ

いま私はデザインとコーディングと文章の会社を作ろうとしています。

ウェブとアプリの仕事がメインになるかな。ガワは任せろってやつです。

というわけで会社のウェブサイトを作ろうとしているんですが、 そんな仕事の会社のサイトがダサかったら仕事頼む気にならないよね……?

というわけでいろいろ参考にしようと企業ウェブサイトを研究してみました。

良い企業ウェブサイトとは?

仕事が来るのが良いサイトなのは間違いない。

どんなウェブサイトに仕事が来る?

伝えたいことが伝わってるサイトになっていると、

「ちゃんとしてるな〜〜」

「ここに頼んだら欲しいものを見せてくれそうだ〜〜」

と思う。

伝えたいことが伝わるって?

例えばかっこいいけど見づらいサイトだと、かっこいいことは伝わるかもしれないが、それ以外のことは伝わりづらい。

多少ダサくても見やすいサイトだとダサいことは伝わってしまうが伝えたいことは伝わりやすい。

かっこよくて見やすいサイトが最強ですね……。

ウェブと紙での見やすさの違い

ウェブのデザインと紙のデザインの最大の違いってなんだと思いますか。

ウェブには表示領域が画面サイズに制限されるけれど、 紙は現実世界に置いちゃえば紙の面積の分だけ表示領域に出来るってことがひとつ挙げられます。

どんなに縦に長いウェブサイトでも、スマホで見るとスマホの画面サイズの分しか一度には見られない。 紙は冊子をぱらぱらしたり新聞を広げたりして一覧性を確保できるけれど、ウェブはそうではないということです。

ウェブで見やすくするために

全貌をつかみやすくする、または全貌が見えなくても気にならないようにする工夫をよく考えないといけない。

企業サイトはSNSのように流れてくるコンテンツを見るものではなく、伝えたいことありきのものなので、 今何を見せているのか読者にはっきりわかるようにしておくことが大事。

具体的に言うと、

  • ナビゲーションをつける
  • 詰め込まない(何を見ているのかわからなくなるので)
  • 余白は大きめにとる(幸いウェブなら面積は無限にある)

あたりを考えていくと良さそう。

例:

gyazo.com

オランダ語で書いてあって読めないけれど視線を迷わせる余地のないよいウェブサイト

Akson — Grip op zeker

gyazo.com ナビゲーションがちゃんとしている

ALE Co., Ltd. ー 衛星から人工流れ星を流す宇宙ベンチャー

業績ポートフォリオとしてのウェブサイト

みんなもうウェブサイト見てる時間よりインスタやツイッターやユーチューブ見てる時間のほうが長い。

じゃあインスタやツイッターのようにウェブサイトを作ればいいかというとそうでもない。

インスタやツイッターは読者投稿型のSNSなので、どんなコンテンツでも入る透明な枠みたいなものなんだよね。

本気でインスタやってる人は15枚をワンセットで世界観を作るらしいですが、 それにはなかなかなれないんですよ。

仕事の案件は相手の伝えたいことに合わせるので、統一してる世界観なんてなかなか出せない。

自社サイトにしかできないことは何かと言うと、透明じゃない枠に入れて見せたいものを見せることなんじゃないか?