私は会社で労働するってのが全然得意ではない。基本的に毎朝起きてどっか行く生活が向いていない。会社の雰囲気も苦手だ。社内に話せる人は居なくはないが、基本的には自分が浮いているような気がする。
今の会社ってのはゆるめの体育会系で、まだ小さいからか、社長周辺の気の合う仲間でワイワイやってる感じだ。私は別に社長と気が合わない。なぜ私がここに居るんだ?と思うことが多い。
この前も親睦を深めるための合宿があったのだが、私と他の社員との間の溝が可視化されただけだった。
小さい会社だ。私はここでは邪魔者なんじゃないか。なぜ今まで気づかなかったのかわからないが、実は特別支援学級的な待遇を受けているんじゃないか。居心地が悪いのは自分なのではなく周囲の方なのでは? 会社側では人をあまりこちらからクビにはしたくないと言っているが、本当はどう思っているんだか!
友人に相談してみると、友人がいいことを言った。
君が会社に雇われてることに、君が責任を持たなくていいんじゃないかな、というのも、相手は最初に君を雇うことに決めたのだから、君がそこに居るのは君の責任ではない、仕事を干されてるわけでもないのなら、君はそこで必要とされてるってことだよ、自分で自分を貶める必要はないんじゃない?
と、おおよそこのような感じだった。
私はそれにいたく感激した。その通りだよ。別に嫌になればクビにしてもらって構わない、少なくとも肉体は健康だし、こんなことに悩む程度の知能は存在している、ならば行き先は無くはないはずだ。私はいつだって辞められるし、会社はいつだって私をクビにできる。*1
それでも私がいまクビになっていないということは、少なくとも今は私が必要とされているからだ。
これに気づかせてもらって、その日から仕事がそんなに辛くなくなった。浮いてても別にいいんだよ、仕事やってんだから。やることやってたら人間関係は適当でもいいでしょう。人間関係を業務に含めるんだったら人間関係の分も時給を出して貰わないと。
まあ今でも辞めたくないわけではなく、というのも私はどんなことだって辞めて本や字を読み書きし楽器を鳴らして歌を歌って暮らしていたいから、会社だけが特別辞めたいわけではない、それでも、家賃を払い自分の生活費を賄うという今の生活を続けていくにあたって、いいことを聞いたなあと思った。

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