最近面白かったもの
### 自作キーボード
部品を集めて自分ではんだ付けして作るキーボードの世界があって、 最近はずっとそれにかまけていた。
なかなかきれいに作れてたのしい。
ヘリックス見て pic.twitter.com/pq7sIPFOwD
— tree (@kinakobooster) 2018年5月15日
またキーボードを作ってしまいました。これはIrisといいます pic.twitter.com/bXKScyAhN3
— tree (@kinakobooster) 2018年5月21日
キーボード沼からなめらかに接続する入力方式沼というのもあり、いまは見事にそれにはまっています。
(このエントリはIrisでNICOLA配列で入力しています)
ゲーム史
1972年のPONGから
46年後のいまこうなってるもんな。
技術の進化意味分かんないね……
短歌
友人に、君はなぜ短歌を作るのかと聞かれて、「存在しない記憶のために書いてる」と口に出した自分が少し面白かった。
存在しない記憶とはまあフィクションのことなんだけど、たとえばこの辺を見てもらえばなんとなくわかってもらええるかもしれない。
雪まみれの頭をふってきみはもう絶対泣かない機械となりぬ 飯田有子
春だねと言えば名前を呼ばれたと思った犬が近寄ってくる 服部真理子
自販機へのぼる誰もがつま先をお釣りの穴にいったん入れて 伊舎堂仁
最後のとかすごくて、べつに自販機とか登ったことなくても、登っている人すら見たことないのに、なぜかその光景が想像できてしまう謎説得力がある。
記憶ですらない、よくわからない脳のもやもやしたところに言葉が引っかかって、エモい情景が展開されてしまうわけだ。
私はまだ見ぬ嘘をなんとか言葉で結晶化させて、誰かの脳で生きながらえさせたいのかもしれない。
(短歌の引用はこちらより)
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